・協力会社社員が抱える不満2 |
スポンサード リンク 協力会社社員が抱える不満1では、協力会社社員が抱える不満をあげてみました。 それぞれの不満についてですが、 (1)給料が安い。 会社員の場合、社員が稼いだ売り上げを、会社運営に必要なお金は会社側が確保する必要があります。 その為、クライアントから支払われたお金をそのまま社員に還元するわけにはいかないことになります。 例えば、事務や営業の経費や、赤字プロジェクトの補填、新入社員など売り上げを上げれない社員の給料、設備投資、会社の利益の確保などがあります。 フリーランスの場合は、クライアントからエージェントに支払われる金額から、10パーセントぐらいの手数料を差し引かれた金額を受け取ることができるので、協力会社の会社員の方とは、収入がかなり変わってくると思います。 (2)会社の評価はクライアントからの評価より、「自社の社員を何人増員できたか」が主な評価対象となる 会社員の場合は、「自社の社員を何人増員できたか」が、会社の売り上げアップへの貢献度が一番高くなります。 その為、個人の評価のポイントとして「自社の社員を何人増員できたか」の重みが高くなるのもしょうがないのかなと思います。 フリーランスの場合は、エンジニア個人の評価が上がれば契約金額に反映され、それがエンジニアの手取り収入増加に直接繋がりますから、仕事へのモチベーションも違ってくると思います。 実際、マサキの場合も、現在のクライアントの元に赴任して2年半経ちましたが、既に契約単価が10数万円アップし、それに比例して手取り収入も増えましたので、非常に満足しています。 (3)システム開発意外の雑務や社内会議などに時間がとられる。 フリーランスは会社員では無いので、社員会議や本業の実務以外の雑務で時間を取られることはありません。 ただし、税金はエンジニア本人が申告する必要がありますので、確定申告をする必要はある所が、会社員とは異なります。 しかしながら、確定申告できるということは、技術書やパソコン、プロバイダ接続料などを経費として申告できるので、経費を申告した金額分、会社員よりさらに利益が増えることもメリットになります。 (4)仕事の選択権が無い。 会社員であれば会社の意向がありますので、中には理不尽なこともあるようですが、これはある程度はしょうがないことだと思います。 しかしながら、住まいは埼玉なのに横浜まで通っていたり、新規開発の仕事がしたいのに、運用の仕事だったり、デスマーチのプロジェクト(※1)に強制的に押し込まれたりと、本人の希望と異なる現場で仕事をしているエンジニアを見ると可愛そうだなぁと思います。 フリーランスの場合は、自分の条件に合わない仕事は断ることができるので、このようなことにはなりません。 デスマーチプロジェクトの場合は、マネージメント側ですることと言えば大抵「人海戦術」になってくるので社員のエンジニアは、有無を言わさず強制投入されることが多いですね。 中には「火消し役」とか言われる、デスマーチ専門のエンジニアもいるようです。 健康に気を使うマサキとしては、体を壊してまで仕事をする意味は無いと思ってるので、デスマーチプロジェクトはちょっとカンベンして欲しいですね(汗) ※1 デスマーチプロジェクト ・・・ ソフトウェア業界では、プロジェクトのスケージュール遅延などで、過酷な状況に置かれているプロジェクトであることを意味します。 (5)スキルアップは本人任せ。 クライアントの開発現場に常駐するスタイルで仕事をしていると、スキルアップは仕事を通してするようになると思います。 大抵の協力会社社員は、このようにスキルアップは本人任せになっていて、会社側が特に何かしてくれることは少ないと思います。 これについては、フリーランスの場合も同じです。 ちなみに、クライアント先に常駐している協力会社社員と、フリーランスエンジニアの仕事内容は全く同じですからね!! それだったら、どうせスキルアップが本人任せになるなら、他の(1)〜(4)の条件から考えるとフリーランスの方がメリットが大きいと思うので現状に不満を抱えている協力会社社員のエンジニアには、フリーランスを勧めています。 現状に不満が無ければ別にいいんですけどね!! スポンサード リンク |
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