プログラマーとSEのフリーランスのススメ

・青色申告届け
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●青色申告と白色申告の違い

個人事業主の経理は、「青色申告」と「白色申告」とあります。

どちらか選べるわけなんですが、「青色申告」を選択する場合は、届出が必要です。

逆に、届出が無い場合は、「白色申告」ということになります。

両者の違いを簡単に説明すると、青色申告は白色申告に比べ、税の優遇措置があり、節税に繋がります。




青色申告には以下のような3大得点があります。

・青色申告特別控除で最高65万円の所得控除
所得金額から差し引くことができるので課税所得金額を大幅に減らすことが出来ます

・赤字を繰り越して、黒字の年の所得額を減らす
例えば、1年目で100万円の赤字の場合、2年目の所得金額から1年目の赤字金額を差し引くことができるので、赤字が発生した年の翌年度の課税所得金額を減らすことが出来ます。

・家族に対する給与は全額経費に
一緒に生活している家族に対する給与を経費に出来ます。

白色申告でも給与の経費計上は、配偶者なら50万円、それ以外なら50万円まで認められていますが、青色申告の場合は、事前に「青色事業専従者給与に関する届出書」を税務署に届け出ておけば届け出た金額の範囲内で、支払った給与を全額経費に出来ます。




一方、白色申告は、税の優遇措置が無い代わりに簡単な帳簿付けですむ利点があります。

ただ、フリーのプログラマやSEの売り上げならば、青色申告で税の優遇措置を受けて節税する方が断然メリットが大きいので、青色申告がオススメです!!

逆に売り上げが少なく、経理処理に時間を掛けたくない場合は、白色申告でよいことになります。




●青色申告届けの提出

青色申告の届出には、「青色申告承認申請書」を記入し、開業届けと同じ納税地を所轄する税務署に提出するようになります。

青色申告承認申請書」の記入方法がよく分からない場合は、直接、税務署に行ってから、担当者の方に聞きながら記入して、提出されるのがいいと思います。

その場合は、身分証明書と印鑑も忘れずに持って行ってください。

この青色申告と開業届けの申請書は開業後2ヶ月以内に提出する必要があります。



青色申告会のススメ

個人事業主になると最初は、確定申告など分からない点も多いと思いますので、青色申告会の加入をオススメします。

青色申告会とは、青色申告者のため、全国各地に組織された自主的な納税者団体で青色 申告者の過半数が 会員でまじめな納税者が損をしないため会員の権利を守り利益を擁護 する団体(社団法人)です。

具体的には、帳簿の記帳や決算、確定申告の指導をしてくれて、他にも、福利厚生を目的とした、有利で安全な共済制度や保険を取り扱っている為、個人事業主の心強い見方になると思います。

リンク先は、東京の青色申告会ですが、全国各地にありますので詳しくは最寄の青色申告会に問い言わせてみて下さい。


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●個人事業主に必要な手続き
・開業届け

・青色申告届け

・保険の加入

・年金の加入

・退職金制度

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